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ショスタコーヴィチのおすすめ曲 |
「魂の普遍的な力」ショスタコーヴィチ:交響曲第5番
現代音楽の巨匠、ショスタコーヴィチの名作中の名作。
しかも、バーンスタインの歴史的名演奏。
なおかつ、これが1979年の東京でのライブ録音!!(信じられない。)
『革命』の名前でも知られているこの曲の、その名の通りの迫力と悲壮感がたまらなく良い。
バーンスタインが、この曲の秘めたる力をアジアの片隅で解き放った!
バーンスタインのショスタコーヴィチ5番の、79年東京公演ライヴ。
燃焼度の極めて高い演奏で決定的名演として知られる。協奏曲はオーマンディと組んだ若きヨーヨー・マの演奏。
演奏者も聴衆も、彼が表現した「魂の普遍的な力」のようなものを体験することができる。
そういう「体験」を出現させるのが「名演」であり、このCDの演奏はまさに名演であると思います。
ショスタコーヴィチは、「寒さが身に染みるような」音楽を作った人である。
この「第5」と、一緒に収録されているチェロ協奏曲もその例外ではない。
恐るべき寂寥感の表現、人間の「生」を感じさせないその響き。
また現代音楽(というよりも、もはや20世紀の音楽というべきか)によく出てくる、「先の見えない不安」を表現したような音も特記すべきだろう。
バーンスタインの指揮はその特徴を存分に引き出し、「寒い」。
●レナード・バーンスタイン/ニューヨーク・フィル/ショスタコーヴィッチ:交響曲第5番
●ショスタコーヴィチ:交響曲第5番
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