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おすすめ交響曲(その3) |
シベリウスを堪能する:交響曲第2番、フィンランディア、カレリア組曲
シベリウス:交響曲第2番、フィンランディア、カレリア組曲
フィンランド放送交響楽団 、サラステ(ユッカ=ペッカ) (指揮)
ヘルシンキ・フィルハーモニー管弦楽団、カム(オッコ) (指揮)
1. 交響曲第2番ニ長調op.43
2. カレリア組曲op.11
3. 交響詩「フィンランディア」op.26
シベリウスの曲は、実はペット吹きの僕にとっては苦しい思い出とともにある。
例えば、このアルバムに収録されている「フィンランディア」のトランペットによる鋭い三連符のタンキング。
同じくカレリア組曲にもあるタンギングの嵐!
そんな僕の苦い思い出なんていうことにはお構いなく。(ハイ。)
シベリウスは本当に自国フィンランドが好きなんだよね。
『フィンランディア』を聴くと、それがよく分かる。
湖に朝もやがかかり、それが日の出とともに、音も無く、スゥーーっと引いていく感じのメロディが随所に出てくる。
それでいて、祖国のために勇敢に立ち上がっていく勇壮さも併せ持っている。
こんな曲を持っているフィンランドがうらやましくなるくらいだ。
このアルバムのオッコ・カムはシベリウスを得意とする指揮者だけあって、『フィンランディア』も『カレリア組曲』も素晴らしい出来だ。
交響曲第2番もライブ録音とは言え、音質も音響も抜群だ(これはサラステの指揮)。
また、ライブ録音ならではの熱気が有って良い。
北欧を思いながら、シベリウスを聞く。悪くない。
● シベリウス:交響曲第2番 / サラステ
●シベリウス:交響曲第2番
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