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ロマンチックなブラームスの交響曲第1番

クラシック音楽の定番とも言うべきウィーンフィルハーモニー交響楽団とカール・ベームによるブラームスの交響曲第1番です。

ブラームスはこの曲を完成するまでに10年の期間を要したと言われています。
何故でしょう?

僕が学生時代に所属していたオーケストラを指揮してくださっていた方に聞いたところによると、ブラームスはベートーベンと格闘していたようです。

9つの交響曲を書き上げたベートーベンにより、もう交響曲は全て作曲されつくしたという感が有ったなか、ブラームスはなんとしてもそのベートーベンの9つの交響曲を上回る曲を作りたかったというわけです。
(気持ちは分かります。)

そして出来上がったのがこの交響曲第1番。

この曲の第4楽章には、ベートーベンの交響曲と闘った、そんなブラームスの苦悩を表すかのような旋律がでてきます(聴いてのお楽しみ)。

孤独って、自分との戦いなんだね。


ブラームス:交響曲第1番|ハイドンの主題による変奏曲




ブラームス:交響曲第1番


「死とは何か?」モーツァルト交響曲第40番&第41番

カール・ベーム(指揮), ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 (演奏)

収録曲

1. 交響曲第40番ト短調K.550
2. 交響曲第41番ハ長調K.551「ジュピター」
3. フリーメイソンのための葬送音楽ハ短調K.477(479a)



「死とは何か?」
「それは、モーツァルトを聴けなくなることだ。」(アインシュタイン)


本アルバムの交響曲はベーム晩年の録音で、それぞれ最後の録音となったもの。
何ものにも囚われない孤高の境地が広がっている、同様に「フリーメイソン」も晩年の録音で、ここでも自然体で至福に満ちた演奏がある。

天使のメロディーが冒頭から流れる交響曲第40番。
モーツァルトの41曲ある交響曲の中で短調で書かれたのはわずか2曲。
そのうちの1曲が第40番だ。
第1楽章のすすり泣くような(ため息音型の)ヴァイオリンのメロディは、聴く人の胸を打たずに入られない。


モーツァルト交響曲第41番「ジュピター」は古典形式の総決算ともいえる傑作である。

「ジュピター」という名称をつけたのはハイドンの交響曲でも知られている、J.P.ザロモンと言われるが、「ジュピター」とはギリシャ神話における最高神のことで、その力強さ、壮麗さ、端正な形式感からこの曲のまったく適切な形容といえる。

べームのこの曲に対する敬意は尋常なものではなく、一生をかけて取り組んできたべームの最も愛する作品であると言えるだろう。

ベルリン・フィルとの全集録音でのこの曲の演奏は世評も高く、力強さ、推進力があり、生命力溢れる、「ジュピター」の名に相応しい演奏であるといえるが、ここに収められている演奏は晩年のウィーン・フィルとのもので、さすがに力強さ、推進力には欠けるが、その分おおらかで、澄み切った境地に達している。


べームの総決算ともいえる演奏で、リヒャルト・シュトラウスが若い頃に述べた「ジュピター交響曲は私の聞いたことのある音楽中最も偉大なものである。終曲のフーガを聞いたとき、私は天にあるかの思いがした。」という賛辞を思い出さずにはいられない包容力と羽を持った魂のような自由さに満ちた演奏である。


他のクラシックは聴かなくてもいいから、この2曲だけは聴いてみておくれ、と言いたくなるのでした(特にベーム=ウィーンフィルのこのアルバム)。


モーツァルト:交響曲第40番・第41番「ジュピター」 他




モーツァルト交響曲第40番&第41番




シベリウスを堪能する:交響曲第2番、フィンランディア、カレリア組曲

シベリウス:交響曲第2番、フィンランディア、カレリア組曲
フィンランド放送交響楽団 、サラステ(ユッカ=ペッカ) (指揮)
ヘルシンキ・フィルハーモニー管弦楽団、カム(オッコ) (指揮)

1. 交響曲第2番ニ長調op.43
2. カレリア組曲op.11
3. 交響詩「フィンランディア」op.26


シベリウスの曲は、実はペット吹きの僕にとっては苦しい思い出とともにある。
例えば、このアルバムに収録されている「フィンランディア」のトランペットによる鋭い三連符のタンキング。
同じくカレリア組曲にもあるタンギングの嵐!
そんな僕の苦い思い出なんていうことにはお構いなく。(ハイ。)


シベリウスは本当に自国フィンランドが好きなんだよね。
『フィンランディア』を聴くと、それがよく分かる。
湖に朝もやがかかり、それが日の出とともに、音も無く、スゥーーっと引いていく感じのメロディが随所に出てくる。
それでいて、祖国のために勇敢に立ち上がっていく勇壮さも併せ持っている。

こんな曲を持っているフィンランドがうらやましくなるくらいだ。


このアルバムのオッコ・カムはシベリウスを得意とする指揮者だけあって、『フィンランディア』も『カレリア組曲』も素晴らしい出来だ。
交響曲第2番もライブ録音とは言え、音質も音響も抜群だ(これはサラステの指揮)。
また、ライブ録音ならではの熱気が有って良い。

北欧を思いながら、シベリウスを聞く。悪くない。


 シベリウス:交響曲第2番 / サラステ




シベリウス:交響曲第2番



パイプオルガン好きですか? サン=サーンスの交響曲第3番


副題として「オルガン」とついているサン=サーンスの交響曲第3番。

その副題のとおり「パイプオルガン」の荘厳な音色が楽しめる。


ピアノとパイプオルガンとオーケストラが見事に三位一体となり、流れるような音楽が洪水のようにあたなの前に押し寄せます。

この曲の中で最も印象深いのはもちろん、「パイプオルガン」の出だし。

「バーン」と出ます。その不意をつく衝撃に負けないよう、しっかりとシートベルトをつけて聴いてください。

(特にダニエル・バレンボイム指揮 シカゴ交響楽団の組み合わせが良い!)



サン=サーンス:交響曲第3番「オルガン付き」他


サン=サーンス:交響曲第3番


★チャイコフスキー:交響曲第4番、第5番、第6番「悲愴」

チャイコフスキーの3大交響曲の決定盤といえばムラヴィンスキー&レニングラード・フィルだろう。最高の名演だ。

言わずと知れた名盤である。
作曲者もこれほどの素晴しい演奏がされるとは、想像もしなかったのではないだろうか?

このムラヴィンスキーの演奏には、大型の弓を力一杯引き絞って、いまにも矢を放たんとしているイメージが浮かぶ。
ギリギリと歯を食い縛り力の限界まで引きながら、獲物に集中している、そんな雰囲気である。

緊張感と精妙さがありながら、力感に溢れ内に炎を燃えたぎらせている。
爆発寸前の感情や熱気を押さえながら、闘志をもって突き進んで行く。
表情は厳しい、ニコリともせずに毅然としつつ、最後には激しく慟哭する。

精緻で練り上げられた演奏でありながら、感情と感動に満ち溢れている。

ちなみに僕のお奨めは「第5番」です。
クラリネットの印象的なメロディで始まり、最終楽章はここで終わりか?と思ってからが長くて、かつ、大胆で、迫力がある。
トランペット演奏者はきっと、この曲が終わると息も絶え絶えだと思う。


ムラヴィンスキー/チャイコフスキー:交響曲第4番、第5番、第6番「悲愴」




チャイコフスキー:交響曲第4番、第5番、第6番「悲愴」



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